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『烏は主を選ばない』阿部 智里

2016年10月19日 22:27

16/10/11 22:59読メ用
前回が表の巻であったとすれば、今回は裏の巻。ふたつでひとつの物語。前巻ではほとんどお目にかかれなかった若宮さまだけど、若宮さまは若宮さまの戦いをなされており、それらの数々を見ることができた。真の仲間vsその他全部という構図に胸が熱くなる。前作に続き、著者はこちらの予想を覆すのがお上手であり、繰り広げられる攻防にわくわくした。今回はアンダーグラウンドな部分も覗き見ることができ、八咫烏たちの世界により厚みを感じられた。この方が描く物語を、もっと読みたいと思った。お気に入りの作家さんが増えて幸せ。応援します。

【バックナンバー】
八咫烏シリーズ1巻『烏に単は似合わない』感想記事

以下、触れるなら1巻のネタバレをせざるをえないけども書きたくてたまらない内容なので、一応追記に収納しておきまする。

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2016年9月の読書メーター

2016年10月04日 09:38

2016年9月の読書メーター
読んだ本の数:5冊
読んだページ数:1206ページ
ナイス数:112ナイス

2016年読メ

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2016年8月の読書メーター

2016年09月02日 16:15

2016年8月の読書メーター
読んだ本の数:4冊
読んだページ数:1171ページ
ナイス数:74ナイス

2016年8月 読メ

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『賢者の愛』山田 詠美

2016年08月20日 17:25

ちょうだいお化け。これなんてホラー。諒一が、事故の原因を作ったのを真由子としていて、しかも彼女は生き残りながらも釈明すらできない状態になってしまうなんて。用心はしていたはずなのだ。しかし最後の最後に隙を生み出され、人生を奪われて、いわばテロリストに敗北した形の結末がやるせなさすぎる。……これは敗北…なのだろうか? あるいは、一概には言えないのだろうか。

持つ者と持たざる者。奪われる者と奪う者。嫉妬とは恐ろしい感情である。そのつもりはなくても、よかれと思っても、持っているものを容易く見せびらかしてはいけない。物質的にも精神的にも、隠しておくべき宝はある。それは大切なものほど。無用な憎しみを生まないためにも、お互いの生活環境の詳細を、視野に入れてはならない間柄ってあるなあ。浅慮キケン。

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『烏に単は似合わない』阿部 智里

2016年08月19日 05:04

終盤、どんでん返し。真実はうまく隠されているので、気持ちよく騙されよう。思いがけない展開の連続に、わくわくが止まらない。それは一気にひっくり返るオセロのごとく。駒の差し手は若宮さま。/最近は個人的に、幼なじみ萌えについて部屋のなかでもんどり打ちたくなる程度には熱が上がっているところであり、その矢先にこの展開だったので、胸が熱くなった。これは良い。

余談ながら、私が個人的に幼なじみ熱を上げるきっかけとなったのは、マンガ・小説サイト「comico」にて連載中の『カカオ79%』という作品。もちろん『烏に~』とはまったく無関係の作品ではあるが、どうしても書いておきたかったので書く。「幼なじみ」に激しく萌える作品なのである。大好き。

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2016年7月の読書メーター

2016年08月02日 12:19

2016年7月の読書メーター
読んだ本の数:9冊
読んだページ数:2254ページ
ナイス数:86ナイス

2016年7月 読メ

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『黄金を抱いて翔べ』高村薫

2016年07月04日 14:10

2016/07/04 13:14読書メーター用)
失われるものが多すぎた、けれども運命的ともいうべき大泥棒劇。「綿密に計画を練り、実行し、そして功を奏する」というプロセスは、いつだって脳汁ブシャーとなる。中盤までは、そんなふうに計画を詰めてゆく登場人物たちとともに、大冒険の心境を楽しんでいたのだけど。終盤の個人的脳内BGMは『モスクワ郊外の夕べ』。虚無感。/過去に読んだ小説『それでも、警官は微笑う』の感想にひさびさナイスをいただき、『李欧』を思いだし、アンダーグラウンドな世界観に浸りたくなって、後者と同著者の本作に着手した次第。

  ◇◇

以下、時系列。
読み進めるなかで書き溜めたツイート的なものたち。

16/6/8 4:11
地の文がかなり細かく書き込まれている印象。土地勘のある場所なら臨場感も味わえるだろうし、街や建物内部の描写は物語上必要なのだろうと思うが、理解できなくても読み進めるには問題ないので、「なんか、複雑な構造してるねんな」程度の理解にとどめ、テキトーに流すのがポイント。というか、脳が理解することを勝手にやめる(笑)。心理描写的なところだけ注目していくとベターだろうか。
書き込まれたディティールは、著者の特徴ともいうべきもの。といっても、私が高村薫さんの著書を読むのは『李歐』に続きこれが2冊目なのだが。

16/6/8 4:21
関西の朝の情報番組『よ~いドン!』には「となりの人間国宝さん」という、関西のまちをブラブラして「すごい人(=人間国宝さん)」に出会う、というロケのコーナーがあるのですが、その「吹田」の回に、アサヒビール工場周辺なども映っていたのですね。なぜここでこのような話をするのかというと、この小説にも、そのアサヒビール工場が「映り込んで」おり、非常に興奮したということが言いたかったから。アサヒビール工場はそういくつもないはずなので、国宝さんで見た場所とイコールのはず。実際には行ったことも見たこともないけれど、自分のよく知っている土地がフューチャーされたときに似た興奮。だって人間国宝さんで見ていなければ、吹田にアサヒビール工場があることも知らなかったもの。私が世間知らずなだけかしら。そうなのかもしれないけど(笑)。
ちなみに人間国宝さんで取り上げられていたのは、アサヒビール工場から車道を挟んだ向かいにある居酒屋さん。アサヒビールの社員さんも御用達なのだとか。
その居酒屋の店主ご夫婦の甥っ子さんだったかが舞台俳優さんをされていて、俳優仲間を連れて来店したこともあるらしいのだが、その仲間のうちに、満島真之介さん(満島ひかりさんの弟さん)もいたとかなんとかいうお話を聞きました。陽気なおかみさんで、なにやら彼に壁ドンを発注してやってもらったとかどうとか(笑)。
と、まあ、ここまでエピソードを握っていると、なんだか知らない土地のような気がしないから、余計にテンションが上がった次第です。これはひとえに人間国宝さんの功績であります。

16/6/17 22:38
著者の女装男子萌えってあるみたいだな。『李欧』でもあったものな。ただしどちらの場合も、単なる女装ではないのだ。人の目をあざむいたり油断させたりするための、「手段」としての女装。手段のひとつではあるものの、妙に似合ってしまって放たれる色気。周囲は魅力され、効果はてきめん。たしか李欧の場合はその効果を理解した上でしたたかに利用している感があったと記憶している。逆に、今作のモモの、「効果」を的確に自覚しているか不明な感じも、それはそれでいいな。

16/6/27 13:39
私が『黄金を抱いて翔べ』を読んでいる期間中、母がピアノで『モスクワ郊外の夕べ』を弾いていて、本作品の世界観にすっごいマッチするなと思った。
ていうか『モスクワ~』といえばフルメタのソースケがカラオケで、ロシア語で延々歌っていたというエピソードにより知っていた。フルメタの原作小説を読んでその曲の存在を知ったとき、検索して曲も聴き済みであった。ちょっとした優越感?を覚える。しかしアニメでは、歌うところまでは再現されず、少し残念に思った記憶がある。

2016/07/04 13:14
余談ながら、アニメDTBの世界観が好きな人は、高村薫さんの描く世界観もきっと気に入ると思うのでおすすめしたい。逆もまた然りで、高村薫さんの描く世界観が好きな人は、アニメDTBもきっと気に入るはず。

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2016年6月の読書メーター

2016年07月02日 14:04

2016年6月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:281ページ
ナイス数:32ナイス

2016年6月 読メ

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2016年5月の読書メーター

2016年06月01日 23:18

2016年5月の読書メーター
読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1289ページ
ナイス数:58ナイス

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2016年4月の読書メーター

2016年05月04日 22:53

2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:1冊
読んだページ数:368ページ
ナイス数:10ナイス

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