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2020 · 06 · 09 (Tue)
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2020年5月の読書メーター

2020年5月の読書メーター
読んだ本の数:2
読んだページ数:567
ナイス数:33

夏目さんを読みまくっている。
文豪の方の夏目さんである。ニャンコ先生的な方ではない。



三四郎三四郎感想
つまりどういうことだってばよ?という読後感。それは最後に美禰子が主要人物とはまるで無関係な男と結婚するという肩透かし?から起こる感覚ではなかろうか。▼とりあえず与次郎が迷惑千万ながらも憎めないトラブルメーカーということは間違いなかった。それを諦観しつつも切って捨てない先生は真に懐が大きいのでは。しかし彼が三四郎の学生生活の大いなる刺激となっていることも間違いない。▼なんとなく入鹿臭くなってきたくだりは笑った。その見事な適当っぷり(笑)。たしかに『吾輩は猫である』を書いた者の筆致だと思った。好き。
読了日:05月05日 著者:夏目 漱石
それからそれから感想
おおお……、非常にしんどく終わった……。途中、嫂に対する告白の場面では代助とともに舞い上がり、ともすれば、これまでのらりくらりと軽薄だった男が本気の恋によって真面目になる瞬間の色っぽさにはっとしたものだが、だがしかし、最後の電車の場面。世の中がすべて真っ赤になって襲ってくる。すべてを失い、宇宙に我が身ひとつで放り出されたような喪失感。私の頭も焼ききれそうになった。親の脛を齧る身分の危うさを身に沁みて思った。ここへきて、代助は人生を擲ってまで得ようとした彼女すらも失うのか……? 彼は再起できるのだろうか。
読了日:05月17日 著者:夏目 漱石

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最終更新日 : 2020-06-09

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