< 前の記事 ホーム 次の記事 >

アニメ映画版『時をかける少女』を見たよ

2015年07月20日 19:16

15/7/18 0:13


ただいまの脳内BGMは『時をかける少女』主題歌、
奥華子さんの『ガーネット』なう。

――あなたと過ごした日々をこの胸に焼き付けよう
思い出さなくても大丈夫なように
いつか他の誰かを好きになったとしても
あなたはずっと特別で 大切で
またこの季節が 廻ってく

  ◇◇

と、いうわけで、見て思ったことを書きます。思ったことを書こうと思ったらネタバレ不可避なんでな、追記に置くという気遣いを珍しく発揮するんやでしかし。(なんの脈絡もなくやっさん)

ちなみに、細井作品を見たのは実はこれが初めてです。サマーウォーズとか有名なので気にならなくはないのですが、CMで「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!!!」と叫びながらエンターキーを押しているところを見たことがあるだけで、あらすじもなにも知らないのがホントのところ。きっと名シーンなんだと思うけど、私のなかでサマーウォーズといえば「よろしくお願いしまぁぁぁすっ!!!」という思考になってしまっています。よろしくお願いします。

そしてなぜ今回の「時かけ」を見ようと思ったのかというと、私のセンサーが反応したからです。逆ハーポジション。。。一応録画もしたけど、リアルタイムに見ないと録るだけ録って見ないというのはもはやパターンなので、思いきって見てみました。やっぱり千昭はツボだった。ベタではありますが、軟派キャラの見せる数少ないシリアスな瞬間というギャップ萌え。

以下、結末について長々と考察してます。ちょっと気持ちわるい。



千昭の転入、三人の出会い、続く日々。
終盤にあった「時の回廊」における走馬灯のような真琴の回想に、鳥肌というか、このあたりが一番泣きそうになりました。たぶん。

今後二度と会えないからこその感動なのかもしれないけど、ふたりには幸せになってほしいと思う。千昭は一回もとの未来に戻ったら、もう帰ってこられないのだろうか。一度未来に帰って、くるみをチャージして、また真琴の過去に戻ってくればいいんではないかとか思ってしまうんだけど、それは野暮な考えなのかな。千昭いわく、未来の世界ではタイムリープはわりと普通のことみたいだし、真琴が自力で未来へいくことよりは可能性が高いと思うし、環境的にも千昭の未来より真琴の過去のほうが良好みたいだし。

そもそも千昭が未来に「帰らない」という選択肢はないのかな。
過去の人間にタイムリープについて明かしてしまったら、その相手とは会ってはならない、だっけ。そういう未来の決まりはあるみたいだけど、この決まりはタイムリープを悪用する人間を作らないためにあると思うから、その存在を知った人間が漏らしさえしなければ、特に悪影響はないと思うんだけどな。
うーん、私は「悪用させないための決まり」だと思ったんだけど違うのかな、しゃべった人間と聞いた人間を会わせないことで、悪用を止めることはできるのだろうかという疑問はあるけどな。やるなら記憶を吹っ飛ばすぐらいじゃないと意味がないような。でもそれだとこの物語において、想いあっていた記憶も消えてしまうわけで、すなわち成長もへったくれもなくなってしまうわけで、なんのこっちゃねんということになってしまうから却下だな。

……何度も言うようですが、そんなことは問題ではないんですよね、恋するふたりが離ればなれになってしまうことが重要なのであって。重箱のすみをつつくような言論を長々とすみません。しかし私はこの決まりを「たなばた法」とでも名付けたいです。恋するふたりを離ればなれにさせて切なさを助長するためだけの法律。そうではないのか?

  ◇

千昭のタイムリープのくるみ紛失事件が2年生の夏の出来事ということは、少なくとも1年弱は、あのもともとあった日々が続いていたんではないだろうか。あのトリオの仲のよさは、もともと気が合ったといっても数ヵ月のレベルじゃないと思うから、千昭が転校してきたのは少なくとも1年生の途中だと思うんだけど、千昭がタイムリープのくるみを落とす前は何事もなく、それもわりと長期間過ごせていたわけだから、今後も真琴が知らないふりをして、なおかつタイムリープに関わらないように生きていけばそれで万事オッケーなのでは……、などと思ってしまう。

そもそも、その法律違反の有無はどうやって知られるんだろう。超能力を有するタイムパトロールとかがいて、バレて強制送還みたいなこともあるのかな。あるいはしゃべっちゃったら強制送還されるようにプログラミングされている、とか?
しかし未来では、そもそもの人間の数が少なくなっているみたいだから、各々好きな時代に遡って定住するというのもまた種の保存につながるような気がするんだがな。そういう問題じゃないのか。バラしちゃったことが問題なのか。

  ◆-◇-◆ ◆-◇-◆ ◆-◇-◆ ◆-◇-◆ ◆-◇-◆

そして千昭の名台詞「未来で待ってる」。真琴の「やること決まったんだ」。
考察サイトの記事をみたところ、要約するとこれは、「真琴が例の絵を守っていく道筋をつける――それはつまり平和な世界をつくることにつながるのだと思うけど、平和な世界をつくることで未来を変え、未来に帰った千昭が新しい未来でその守られた絵を見ることができ、同時に真琴を感じることができる。結論・愛は地球を救う」、というような実に壮大な解釈があり、まあ、実際そういうことなんだろうなとは思うんですが、

しかし私としては、千昭のいう「未来」というのはつまり、真琴にとって「今」より先はすべて「未来」なわけで、またくるみを手に入れた千昭が真琴の世界にふらりと現れる、という展開を期待したくもあります。この際、決まりなんてくそくらえだと思うんだけどどうかな。超能力的なものによって阻害されるのかな。まあ仮に阻害されないものと考えるとして、ただ、これだと話が個人的なものになり、スケールが小さくはなるかもしれませんが。
それなら、例の絵が焼失などしない平和な世界を築いて未来にその絵をのこす、という壮大なことも同時に行えばいいと思うよ!これなら千昭と真琴も再会できるし、絵が守られる平和な未来に変えることもできる、ミクロ的にもマクロ的にもハッピーに!それができるのがこのふたりなんだ!(力説)

  ◇

ここからは妄想がベースなのですが、しばしお付き合い願います。

法を犯した千昭は戻った未来でタイムリープのくるみを手にいれることができなくなったんだけれども(私の勝手な設定)、本編の数年後、ひょんなことから人情派の権力者のおっちゃんと知り合い、真琴との物語を聞いたおっちゃんが「秘密だゾ☆」とウィンクしながらそっとくるみをくれるんだな。そんでデータベース的なものから千昭の存在に関するデータを消しといてくれたりもするので(あるいは死亡扱いとか?)、タイムパトロール的なものから追われることもなくなるんだな、なんせお茶目な権力者のおっちゃんだからな。加えて主人公補正もかかります。

あるいはおっちゃんなど登場せずとも、単に刑期的なものが数年で終わって再びくるみを手に入れられるようになった、でも可か。あーでもそれだと、くるみ使用者の脳に埋め込まれたタイムパトロール的なものによる強制送還プログラムの問題が残るのか……。やっぱりおっちゃん要るわ。権力者じゃなくても、強制送還プログラムを取り除ける闇医者とか、プログラムを書き換えられるプログラマーとか、そういうのでも楽しそう。千昭くんには冒険していただこうじゃありませんか。
とりあえず、物語をおいしくするためには「会えない時間」が必要だとは思うの。会えない時間が愛そだてるパターンを採用しない手はない。

まあこれはさすがに妄想が甚だしいかと思いますが、何はともあれ、千昭の未来はおそらくかなり先の未来だと思われるため、真琴がタイムリープなしに追い付けるものではないと思うので、千昭側の動きに期待したい。それこそ真琴側としては、絵を守っていくために世界を平和に導く努力ぐらいしかできないと思うしな。まあ、その地道な活動こそが未来を変えていくのだと思うけど、実際的な意味でのふたりの再会にはつながらないものね。

千昭の未来っていったいどういう世界なんだろう、だいぶ酷い状態なんだろうか、人もあんまりいないみたいだし。

  ◇

もうひとつの説。
こちらは上の説よりも矛盾があるかなと思うのですが、とりあえず投下。

最大の問題かと思われる、タイムリープのことを話した相手とは会ってはならないという決まりと不思議な強制送還について、我ながら屁理屈じゃねとも思うのですが、思うところを簡単に書いてみますと、タイムリープについて真琴に話したのは「未来で待ってる」と言った千昭ではない、すなわち最後に会って別れた千昭はタイムリープについて暴露してない、ゆえにこの千昭と真琴は再会も可能なんじゃね、説。

実際、この最後の千昭にはタイムリープについて話した記憶がなく、まだ話す前の千昭のようなので、脳的には暴露したことにはならず、くるみにプログラムされた「タイムリープについて暴露したら強制送還されるし、話した相手には二度と会えなくなる」という不思議トリガーは作動しないのではと。まだ起こりもしていない未来の自分の可能性の一つにまで責任を持たされるって、わりと酷のような気がするし……。いったいなにを真剣に考えてるんだろうと自分でも思うけど、とりあえず書いてみた。

でもそうなると、この千昭が未来へ強制送還される理由がなくなるような気がするので、そのあと「未来で待ってる」と言い残して帰ってしまったことに説明がつかなくなるのか……。じゃあ最後のあれは強制送還というわけではなくて、千昭の意思によるものだったとか。いったんくるみをチャージしに帰っただけとか。いったん消えてまた「未来で待ってる」と言いに戻ってきたというのは演出ではなくて、タイムパトロールによる強制送還というわけではなかったからこそ、いったん未来に戻ってまた帰ってきた、という説はどうじゃろ。感慨が半減かね。

関連記事

ドラマ/映画 コメント: 0 トラックバック: 0 編集

< 前の記事 ホーム 次の記事 >

コメントを書く






    



管理者にだけ公開させる

トラックバック

トラックバックURL
→ http://koromotempura.blog46.fc2.com/tb.php/5576-d780cdf0

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

ホーム

プロフィール

Author:青葉ころも
はじめまして&こんにちわ~!
お気軽にコメントどうぞ^^
なにかございましたら、サイドバー下部のWEB拍手もご利用くださいませ。
連絡先:
2012.04.19 プロフ更新

当ブログ管理人が運営するサイトです。
もくじのもくじ
基本的に、植物(おもにドングリ)の観察日記のページと、写真集(おもに飼い猫)のページがあります。

Twitterボタン



・メニュー・
連絡用記事へ
ブログリンク集へ
プロフへ
・・・・・・・・・・

2010.11.05
ころも天ぷら→青葉ころも
改名(仮)しました。
呼び方は「ころもさん」が好ましいです。

2012.01.07
個別記事の拍手コメントは、その記事のコメント欄にちゃちゃっと返事することにします。

バロメーター

最近のコメント

+を押すと開きます。

リンク

カレンダー(月別)

07 ≪│2017/08│≫ 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

カテゴリ一覧

WEB拍手

こちらからのメッセージは記事にてのお返事になります。お返事記事は「お返事/私信」カテゴリの中に入れておきますので、ご確認お願いします。
メールアドレスを記入していただければ、メールでのお返事も可能です。
・・・・・・・・・・・・・・・
連絡先:
最終更新 2014/08/03

ブログ内検索

FC2カウンター

つなビィ

イラスト(@つなビィ)

ついったー

素敵サイト様・バナー

ジャンルごった煮

あだし野 洞 Spinnwebe. ぼくが死んでも 九佳句(くかく)/天野英

素材お借りしました。
web material * Essence 空に咲く花

QRコード

QR

ランキング参加中

バナークリックで応援お願いします!
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村

人気ブログランキングへ

にほんブログ村