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2013年の年間読書リスト

2014年01月01日 11:41

2013年の読書メーター
読んだ本の数:83冊
読んだページ数:25049ページ
ナイス数:1396ナイス

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機動戦士ガンダムOO  (2)ガンダム鹵獲作戦 (角川スニーカー文庫)機動戦士ガンダムOO (2)ガンダム鹵獲作戦 (角川スニーカー文庫)感想
トリニティ3兄弟の登場でソレスタルビーイングに対する一般感情は悪化の一途。さらに何者かによって疑似GNドライヴが3陣営に平等に提供される。今はまだ見えないその何者かの手のひらで踊る世界…。そして大昔に始まったという計画、その思惑とはいったい…。
読了日:1月4日 著者:矢立肇,富野由悠季,木村暢
彩雲国物語―はじまりの風は紅く (角川ビーンズ文庫)彩雲国物語―はじまりの風は紅く (角川ビーンズ文庫)感想
彩雲国物語、はじまりのお話。シリアスとコメディのバランスもいい案配。劉輝って実はおバカなフリを完遂する系やり手だったんですね、それに重い過去を背負っていて。しかし彼の素の部分だと思われる秀麗に対するときの純粋さがかわいい、わんこ。そして父上‥仕事人でいらしたのか…!ていうか霄大師、若返るとか胸に腕突っ込んで殺すとかいったい…人間じゃないの(笑)!?静蘭の正体にも驚いたし、なにやらお城にはあっと驚く裏の顔を持つ人が多いようです?
読了日:1月5日 著者:雪乃紗衣
RDG5  レッドデータガール  学園の一番長い日 (カドカワ銀のさじシリーズ)RDG5 レッドデータガール 学園の一番長い日 (カドカワ銀のさじシリーズ)感想
泉水子のイメージ=トトロ=深行の愛読書、この等式萌えっ!彼としては無意識なんでしょうけど!いや、無意識だからこそいい!トトロに対する「いいじゃないか、おれが好きなんだから」に爆撃。/まぁー深行のデレ期がすごい!「好意の差だな」と満足そうに言う、とか!心の声とはいえ「泉水子」呼びしましたし!/深行、高柳、和宮、男子三人の泉水子奪還のための道中がおもろい。鳥と犬がお供で、あと猿がいれば桃太郎、とか。犬と化してもドヤ顔を崩さない高柳とか。カラス和宮に頭の上に乗られちゃう深行、かわいい。
読了日:1月7日 著者:荻原規子
五稜郭を落した男五稜郭を落した男感想
ずいぶん遠くまで来たものだ、と最後に思う。長州松門の系譜、統一国家の建設。山田市之充という人をこれまで存じ上げなかったのだが、幕末の動乱期にこんなにすごい人がいたとは。高杉に「市、市」と可愛がられてる市之充がかわいい。松門の先輩たちに、直接的にも遠回しにも大事にされててなごむ。/続々と続く死亡者の没年齢を見てみると20代がほとんどで、当時の若者の「自分たちが国を動かすんだ」という熱意、行動力に感服。濃く太い生き方。「敵も味方も多くのもんの血の上に建った国じゃけに、いい国にせにゃァならんと思うのです」
読了日:1月11日 著者:秋山香乃
ロマンス小説の七日間 (角川文庫)ロマンス小説の七日間 (角川文庫)感想
神名とあかり、こういう波長のあった‥というか、息のあった関係っていいなぁぁ〜!憧れる!相手の癖だとか思考だとかを把握していて、なおかつそれらを受け入れられる穏やかな熟年感。きっとこの二人はこれからもずっと一緒にいるんだろうな。/それで神名ですが、「こういう人とつきあいたい!」と思わせることに完全に成功してますよ、しをんさん!まぁ文字数の関係で、ここでは挙げませんが諸々ハート持っていかれたよね!気配りもできるし!
読了日:1月13日 著者:三浦しをん
不在証明~アリバイ~ (ダリア文庫)不在証明~アリバイ~ (ダリア文庫)感想
話の展開もわりと納得いく感じで、面白かったです。
読了日:1月14日 著者:愁堂れな
とせいとせい感想
恩義・仁義など筋を通すことを大切にする「本物の極道」に胸を打たれた。恩を仇で返すような、筋の通らない「堅気」の人間を実際にたくさん知っているし、世間レベルでみても人の心を考えない人種は数多く見受けられるだけに。そんな任侠者の彼らの社会的立場はあまりにも弱く、筋の通らない「堅気」の人間によって足元を掬われかける様は、見ていて歯がゆかった。しかし、仁義的な行動を見ている人は見ているし、その心を動かすこともある。最後の万年筆は粋だったなぁ。任侠シリーズ、続編も読みたい!
読了日:1月15日 著者:今野敏
鴨川貴族邸宅の茶飯事―恋する乙女、先斗町通二条上ル (メディアワークス文庫)鴨川貴族邸宅の茶飯事―恋する乙女、先斗町通二条上ル (メディアワークス文庫)感想
瑪瑙のデート講座を受けてたら、シンデレラコンプレックスを発症した女子の理想を叶えるということの、あまりのハードルの高さに疲れたというか、吐き気に近いものを覚えた…(笑)。食事処の予約しすぎでもったいないし。/理想のハードルが上がりきっていて、その理想が叶わないから悲劇のヒロインを演じ、王子様を待つことで逃げる女子――シンデレラコンプレックス発症者。その根本的な思考回路が影響を及ぼすのは恋愛においてだけではないし、ましてや女子にだけ言える話でもないと私は思った。
読了日:1月16日 著者:範乃秋晴
そして五人がいなくなる<名探偵夢水清志郎事件ノート> (講談社文庫)そして五人がいなくなる<名探偵夢水清志郎事件ノート> (講談社文庫)感想
私にとって、はやみねさんのシリーズものは初読み。ポケベルが出てきて、94年初刊行という時代を感じたけど、物語としては全く時代を感じさせない新しさ!「ほんとうにみんなが幸せになるように事件を解決する」、そんなハッピーエンドにほっこり。ただおもしろいだけでなく、大人への問題提議もありつつ。最終的に親たちの目が覚めてよかった。なにげに深いテーマだと思った。
読了日:1月18日 著者:はやみねかおる
魚舟・獣舟 (光文社文庫)魚舟・獣舟 (光文社文庫)感想
人間の持つ弱い部分や醜い部分を切り取り、それらを培養して出来上がった人物たちが登場する。自らの弱さや欲望に身を委ね溺れたため、自らの身を滅ぼす結末を迎える彼ら。そんな物語たち。冒頭の短編集には、30ページそこいらでこんな壮大な世界を見せられるなんて、と、著者の力量にただただ圧巻。/『華竜の宮』を未読の方は、先にそちらを読んだほうが表題作をより楽しめるのではと、おせっかいながら勧めてみる。
読了日:1月19日 著者:上田早夕里
覆面作家の愛の歌覆面作家の愛の歌感想
アンソロジー本『秘密。』で北村さんの作品を読み、そこに出てくる「姉」を見て千秋さんを思い出した。<内>では正統派お嬢様・<外>ではボーイッシュながらどこか品がある、そんな千秋さんに久しぶりに会いたくなって。お嬢様かわいかったー!そしてリョースケ‥やりやがったぜ…!笑 兄貴も活躍してかっこよかった!残るは最終巻だけど、優良兄弟の恋の行方も楽しみ♪/余談ながら、<内>の千秋さんの脳内ボイスはなんとなくフルメタのテッサ。
読了日:1月22日 著者:北村薫
白竜の花嫁 紅の忌み姫と天の覇者 (一迅社文庫アイリス)白竜の花嫁 紅の忌み姫と天の覇者 (一迅社文庫アイリス)感想
表紙に釣られて。予想以上に表紙も挿し絵も美麗で素晴らしかった。人間サイドのネーミングが古代日本風でツボだった。竜サイドの名前は二人しか出てこなかったけど、シュトラールという響きには偉大さを感じる。
読了日:1月24日 著者:永野水貴
夢のカルテ夢のカルテ感想
著者のほかのがっつりした作品を読んできたためか、これはあっさりしていて若干物足りない感じだった。よく言えばさらっと読める。
読了日:1月25日 著者:高野和明,阪上仁志
天冥の標 2 救世群 (ハヤカワ文庫JA)天冥の標 2 救世群 (ハヤカワ文庫JA)感想
すごく重いんだけどページを繰る指が止まらない。前巻とはまったく別の場所・別の時代の物語。同シリーズだとは思えないほどに独立した世界。それでいて1巻との繋がりを感じさせるキーワードたち、そして容赦のなさ。救世群、フェオドール。石造りバージョンのフェオもそうだったけど、羊型となって出てきてぞわりとした。この物語がシリーズの一部であるというスケールの大きさ。あと読後にほかの方の指摘で表紙がなにかに気づく…。/余談・千茅で『時砂の王』のあの子を思い出した。
読了日:1月27日 著者:小川一水
おとぎのかけら 新釈西洋童話集おとぎのかけら 新釈西洋童話集感想
あーなるほど、私はこの作者が苦手らしい。何作品かを除いて、ゾッとするような生々しくジメッとした気持ち悪さが残る、読んでいてしんどくなる類いの物語たちだった。
読了日:1月28日 著者:千早茜
揺れるイントゥ・ザ・ブルー―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)揺れるイントゥ・ザ・ブルー―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)感想
潜水艦でシージャック、今回もハラハラドキドキ面白かった!<ミスリル>のみんなそれぞれかっこいい出番がある!テッサの先の先を読む操艦技術がすごい。<デ・ダナン>をより身近に感じられるようになる巻。余談ながら、アニメでは最後のシーンだけ記憶に残ってて、あとは初見感覚で読みました。それで、クルツくんっていつもこういう役回りだよね…(笑)、それがいいんだけど(笑)。
読了日:1月30日 著者:賀東招二
金星特急 (7) (ウィングス文庫)金星特急 (7) (ウィングス文庫)感想
ついに最終巻…!金星特急とともに完走。錆丸と伊織、そして金星の過去も明らかに。しかし私のなかでのベストカップルは物語冒頭から砂鉄&ユースタスでして…(笑)。二人が結ばれたときの挿し絵のユースタスの幸せそうな顔、そして砂鉄の穏やかな顔が、これ以上ないくらいの幸福に満ち溢れていて。お互いの心を手に入れたら、もう何もいらない。もう何も望んでいない。そう思えたら誰も入り込めないなぁ…。美しいものを見せてもらった。女子の夢!
読了日:2月2日 著者:嬉野君
南の子供が夜いくところ南の子供が夜いくところ感想
不思議な物語たち。人間を凌駕する、大いなる神秘の存在が実際に息づくトロンバス島。そういうものを畏れ敬うことで、人の心に歯止めが効くということ。なんとなくそんなことを考えた。
読了日:2月4日 著者:恒川光太郎
銀河英雄伝説 (5) (トクマノベルズ)銀河英雄伝説 (5) (トクマノベルズ)感想
本編10巻中、記念すべき5巻目!数々の名場面、考えさせられる言葉たち。これで宇宙は一段落ついたように見えるが、後半はどういった展開になっていくのか。
読了日:2月7日 著者:田中芳樹
取り換えられたプリンセス 伯爵と妖精 (コバルト文庫)取り換えられたプリンセス 伯爵と妖精 (コバルト文庫)感想
エドガーとケルピーとリディアの三角関係ににやける!エドガーの「ケルピー、きみの犠牲は無駄にはしない」に笑た。漫画なら「キリッ」て効果音がつきそうな(笑)。ちなみに私は密かにケルピー応援中です、エドガーをどんどん妬かせよう(←笑)。……とかなんとか思っていたら、あとがきに「もっといじめてもいいと思うキャラは?〜」とあって、同感すぎて笑た。それでケルピーはアーミンといい感じになる流れなのかしら…?私としては新発見の組み合わせだが、お互い足りない部分を補いあえる案外お似合いな二人なのかもしれない?
読了日:2月8日 著者:谷瑞恵
『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)『瑠璃城』殺人事件 (講談社ノベルス)感想
『亡き王女のためのパヴァーヌ』というタイトルに惹かれ、検索して聴いてみた。幻想的で美しく、「別れ」のもたらす哀愁を感じさせ、この物語のイメージ曲として相応しいのかもしれない。沈む夕焼けの光のなかのような。むしろこの曲ありきの作品なのかもしれないとすら思う。
読了日:2月10日 著者:北山猛邦
隠蔽捜査隠蔽捜査感想
「これから、おもしろくなりそうじゃないか。」まったくですね。このシリーズは出会えてよかったと思える、完全なるお気に入りとなりました。当たり。ぼちぼち読んでいこう。/清らかな理想をまっすぐに追うからこそ「堅く」なり人間味を欠くところのある竜崎と、世の中きれいごとだけでは済まないと濁を呑むことを受け入れようとして揺れ動く伊丹。好対称な二人。/なんだろう、竜崎が伊丹と一緒にいると萌える。冒頭、竜崎の唐変木っぷりに心底「やなやつっ!」と思ったはずなのに、そんな彼をかわいく感じて。陰性と陽性。ナイス性格真逆コンビ。
読了日:2月12日 著者:今野敏
自慢にならない三冠王?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)自慢にならない三冠王?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)感想
宗介の名台詞「コッペパンを要求するっ!」きました(笑)。この巻ではレギュラー陣の周りの女の子たちがフューチャーされてた印象。今回も面白かった。/どんな怪奇現象にもビビらなかった宗介が、かなめの危機には恐怖する萌え。/「人を笑わせる小説家が、どれくらいワープロの前で苦しんでるか、考えたことあるの、あんたたちはっ!?」かなめのガトー化(笑)。/フェラーリ・テスタロッサ!車の名前だったのかテスタロッサって!
読了日:2月12日 著者:賀東招二
銀の犬銀の犬感想
オシアンとブラン、ヒューとトリーのダブルコンビが四人でいるとなごむ。オシアンとブランという不確定要素のかたまりのような二人に、腕利きのまじない師ではあるけど一般人の範疇のヒューが入ることによっていい塩梅。そんなわけで、ヒューとトリーが出てくるようになり物語に弾みがついたような感じ。ブランとヒューと時々トリーの掛け合いが漫才的で(笑)。ほんとの兄弟みたい。このカルテットで腐れ縁的な感じが安定して、これからも続いていきそうな気配。というか最後、完全なるフラグを立てて終わったし(笑)。
読了日:2月15日 著者:光原百合
三国志(6)(吉川英治歴史時代文庫 38)三国志(6)(吉川英治歴史時代文庫 38)感想
ついに玄徳が蜀を獲り、一国の王に。これでようやく名実ともに「三国」となる。老いゆえか曹操が暴君めいてきた…?それにしても蜀の人材豊富っぷりがすごい(笑)。趙雲は相変わらず無双でかっこいいし、張飛は思いがけず賢くなってるし。しかし龍鳳の片翼が嫉妬ゆえに判断を誤り、ここで没するとは…。36歳、思ってたより若かった。/→
読了日:2月18日 著者:吉川英治
ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上1感想
本のページをパラパラとめくるだけで目に飛び込んでくる数々のアイエエエ!!イヤーッ!グワーッ!に、「この世界観‥自分にも馴染めるのだろうか…」と不安を抱きつつも読み始めたら、いつの間にか馴染み、そのマッポーめいた世界に入り込んで楽しんでいる自分がいた。ナムアミダブツ!ストーリーもキャラクターも面白かった!ギャグ小説だとたかをくくっていたら予想外にシリアス!
読了日:2月20日 著者:ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ
心の中が片づくほどに幸運どっさりやってくる! 運のいい人がやっている 気持ちの整理術☆心の中が片づくほどに幸運どっさりやってくる! 運のいい人がやっている 気持ちの整理術☆感想
『自分がそのことについてやるべきことをやったからこそ、「結果への信頼」が生まれる』『人生は積み上げるものではなく、「展開させるもの」』『人生でうまくいかなくなるのは、(中略)“あなたが感謝を忘れた領域”』『すべては、心の内側の感覚が知っている』
読了日:2月21日 著者:佳川奈未
篁と神の剣 ―平安冥界記― (ウィングス文庫)篁と神の剣 ―平安冥界記― (ウィングス文庫)感想
きっかけは完全に天野英さんのイラスト目当て。篁さんイケメンでしたw 小野篁黄泉路行、いろんな妖が出てきました。月読命や彼のお屋敷、月陰剣の描写などは美しかったです。でも私としては正直そんなにのめり込む話ではなかったのかなと。
読了日:2月22日 著者:如月天音
ミストボーン―霧の落とし子〈1〉灰色の帝国 (ハヤカワ文庫FT)ミストボーン―霧の落とし子〈1〉灰色の帝国 (ハヤカワ文庫FT)感想
革命の話ってわくわくする。次元は違えど、なんとなくいたずらっ子の心境になってきて楽しい。計画を立てていく段階とか、自分も仲間に入ってる感覚で親密な気持ちを味わえる。ケルシャーの盗賊団の面子も好きになれそうだ。/次巻からはいよいよ計画が実行に移されていく模様。相対する聖職省のお偉方はえげつなく容赦ないらしい。民衆には意思も希望もないなか、ケルシャー一党はどういう波を起こし革命へと発展させていくのか楽しみ!ヴィンの貴族社交界デビューも面白くなりそう。/→
読了日:2月24日 著者:ブランドンサンダースン
よろず占い処 陰陽屋へようこそ (ポプラ文庫ピュアフル)よろず占い処 陰陽屋へようこそ (ポプラ文庫ピュアフル)感想
わ〜楽しかった!ほのぼの日常系。ほわわん、ふわわん♪な読後感。そして解説の人が萌え萌え言うのに激しく同意!私も数々萌えたもの(笑)!瞬太は精神的にもビジュアル的にもかわいいし、祥明は思ってたより人間味があったしギャップ萌えな素性の持ち主だし。なにより二人の関係性に萌え!細かい萌えポイントを挙げるときりがないから省略!秀行と祥明のお約束である投げ飛ばしノリ(笑)にも萌える、互いに敵わない点がある力関係。
読了日:2月26日 著者:天野頌子
パートタイム・ナニー (3) (ウィングス文庫)パートタイム・ナニー (3) (ウィングス文庫)感想
今回も思わず吹き出しちゃうサブカル要素満載で、素敵な嬉野君さん節の連続でおなかいっぱい!吹き出したかと思いきや、思わず感動の涙が目に浮かんだり!全巻を通して思うことは、純粋に友達でいたいと思う相手の言動に一喜一憂する姿って、とてもいとおしいなということ。/大好きなシリーズとなったこの作品。今回で最終巻になってしまうのが非常に惜しい。悪魔の尻尾付き一族が巻き起こすトラブル、それを乗り越えていく最強の二人がまだまだ見てみたい。機会があればまた彼らに再会したいなぁ。
読了日:2月28日 著者:嬉野君
雪猫雪猫感想
人ならざるもの特有の純粋な思考、そして純愛にじんときた。だけど届かない想いが切ないよ。切ないけれどあたたかい。かつて命を救ってくれた少女に恋をした、そんな猫の物語。なおかつ注目すべきは猫の人間化展開!一度は誰でも妄想するやつ!タマオのナイトっぷりに萌えました。/猫視点で見る世界。御神木やポストという仲間がいて、しゃべっちゃう猫ファンタジー。語り手が猫なだけに、まさに絵本や童話を読んでいるかのような。/この作者、猫好きやねんやろなぁて心底思う、ふんだんに散りばめられた猫知識、猫あるある。
読了日:3月2日 著者:大山淳子
幕末魔法士―Mage Revolution (電撃文庫)幕末魔法士―Mage Revolution (電撃文庫)感想
萌え絵らしい萌え絵が表紙のラノベを読むのは随分久々かも。ばっちりラノベ的な展開ではあるけれど、語彙も豊富で存外しっかりした読みごたえがある文章、そして内容。意外と本格的。あとイラストが好み。伊織かわいい。
読了日:3月5日 著者:田名部宗司
世界一初恋~吉野千秋の場合4~ (角川ルビー文庫)世界一初恋~吉野千秋の場合4~ (角川ルビー文庫)感想
酔っ払った羽鳥が可愛すぎて心拍数が上がる(笑)。普段クールで無口で抑えてるからこその反動の大きさ、甘さしつこさ意地悪さに激しく萌え。おまけ漫画では無防備な寝顔を見れて眼福。そして「だから、俺を側におけ」で陥落。やっぱりトリいいなぁ…。/前までとは逆に、羽鳥が横恋慕されるパターン。嫉妬することでなお千秋は恋人としての自覚をし、精神的にも徐々に成長が見られる感じ。ラスト、千秋の短メールにキュン。トリ、報われてよかったね…!好き!
読了日:3月7日 著者:藤崎都
雷桜雷桜感想
古くから伝わる昔語りを聞いたかのような読後感。斉道と遊のじゃれあうような、歯に衣着せぬ掛け合いが微笑ましかった。瀬田家の人々は皆あたたかくて強くて、いいなぁ。これは遊にも通ずることだが、若き日の助次郎の、理不尽なことと真摯に向き合う姿勢、物言いが心地よかった。的確に言い返せるというのは、やっぱりかっこいいことだなぁ。/榎戸が助三郎と邂逅した時に、思わず殿と呼び掛けてしまったところで泣きそうになった。/お気に入りとなる作家さんに出会うことができた幸せ。これからこの方の作品も少しずつ読んでみたいと思う。
読了日:3月12日 著者:宇江佐真理
悪魔のような花婿 (コバルト文庫)悪魔のような花婿 (コバルト文庫)感想
見事にいちゃいちゃラブラブな新婚さん、予想外でした。私はどうも「嫌よ嫌よも好きのうち」系が好きなようで、こういう互いにいちゃこらしてるのはあんまり乗れないみたい。気になるとすればその方面に疎そうなヴィヴィアンだろうか。しかし劇中に出てくる数々の喩え話は心に沁み入り、分かりやすく素敵なものが多いな。どこか童話的。コメディ部分は悪役ですらどこかコメディチックで、思わず笑うところもあってよかった。イラストは綺麗で好み。あと、「スパロウ」って雀という意味だったのは知らなんだです(笑)。
読了日:3月16日 著者:松田志乃ぶ
機動戦士ガンダム00  (3)フォーリンエンジェルス (角川スニーカー文庫)機動戦士ガンダム00 (3)フォーリンエンジェルス (角川スニーカー文庫)感想
ロックオンが理想的な兄貴すぎて…!彼が死にキャラだとは知っていたけど、こういう経緯だったのか…。さらにクリスティナやリヒテンダールまでもが…。どの最期も泣ける。いっぽうで、コーラサワーの度重なる強運パターンが面白い。この強運はいつまで続くのだろうか…。/2ndシーズンではどのように変化した刹那たちに会えるのだろう。散りぢりになった彼らは再び集まるのだろうか。1stではほとんど語られなかったライルの存在も気になるところ。それにしても、ソレスタルビーイングは泥をかぶりまくりだなぁ…、どのような再起をするのか。
読了日:3月21日 著者:木村暢
RDG6 レッドデータガール    星降る夜に願うこと (カドカワ銀のさじシリーズ)RDG6 レッドデータガール 星降る夜に願うこと (カドカワ銀のさじシリーズ)感想
RDG最終巻。泉水子と世界の架け橋は深行で。泉水子もまた、なにかとなにかをつなぐ架け橋に。前向きに自分の未来を見つめられるようになった泉水子の成長。無用なこだわりをなくして自分の枠を広げていくことが、大人になるってことかな。視野を広げると新たな道が見つかる。/個人的な話だが、なぜか読書熱が鎮火してしまい読了にかなり時間がかかった。
読了日:4月6日 著者:荻原規子
ともだちやともだちや感想
ほわわん。
読了日:4月6日 著者:内田麟太郎
リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)リリエンタールの末裔 (ハヤカワ文庫JA)感想
久々の読書、久々の感想文。/『マグネフィオ』実際の体験と虚構の体験の境目を消失させる「人工感覚」。「感覚の保存」というカタチでの思い出の保存、その先にある「貴重な感覚」の売買という斬新な発想に唸る。そしてマグネフィオの美しさ。/『ナイト・ブルーの記憶』「道具との一体感」は現時点でも少なからず体感できるわけだが、さらに技術が進んだ世界での機械と人との在り方とは。/ていうか表題の響きと装丁がカッコよすぎた(笑)!
読了日:6月16日 著者:上田早夕里
同情できない四面楚歌?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)同情できない四面楚歌?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)感想
やはり一番注目すべきは書き下ろし中編。宗介、クルツくん、マオ姐さんの出会いのエピソード、それぞれの特性が輝き すごくかっこいい(笑)。初めはクルツくん、マオ姐さんに対しこんな感じだったんだぁ…と。「姐さん」表記への移行にニヤリ。/4作目の後藤正二って賀東招二のモジリか…(笑)!コメディ色の濃い短編集ではたまに顔を出すガトー本人色(笑)。/(『男性車輌』)『女性車輌』は後年実現するよね(笑)、平成12年の時点では無かったみたい?13年前?/そしてあとがきの先生から読者への応援メッセージに心打たれる。
読了日:6月19日 著者:賀東招二
裏閻魔裏閻魔感想
脳内再生時の絵柄は『サムライチャンプルー』。帯のイラストからも連想される。/特に夜叉の登場当初頃、地の文における彼の名前表記がちょいちょい鬼月になったり夜叉になったりで、まあネタバレというほどでもないかもしれないけど あっさりバラしすぎて勿体ないような気もしたりして(笑)。
読了日:7月27日 著者:中村ふみ
果断―隠蔽捜査〈2〉果断―隠蔽捜査〈2〉感想
戸高は一巻の時点ではただのヤなやつだと思っていたけど、今回なんだかいい感じ。今後も注目しよう。今野作品ではしばしばこのように、「初めはただのヤなやつと思わせておいて、見方が変われば実は見所のある人物であったりする」というようなパターンがあり、「人の一面だけを見てその人を判断するんじゃないよ」というように、「一人の人間を多面的に見ることの大切さ」を教えてくれる。今野作品のそういうところが作者の優しさを感じるようで、私はすごく好きだったりする。作品も好きだけど、こういう登場人物たちを生み出す作者も好き。/→
読了日:8月1日 著者:今野敏
八百万の神に問う1 - 春 (C・NOVELSファンタジア)八百万の神に問う1 - 春 (C・NOVELSファンタジア)感想
心の距離が近いからこそ醸し出される雰囲気が微笑ましいナナノ里の面々。サヨ、愛されてるなぁ。穏やかな時が流れております。▼ただ、『夢の上』があまりに鮮烈すぎたのか、少しばかり生ぬるい印象。心をえぐられるようなことはなく、それこそ春風のなか楽土を一巡りするかのような長風呂仕様。▼しかし相変わらずこの人の生み出す世界は唯一無二のもので、その多彩な語彙がこの世界観の厚みを増している。音字のシステムは面白かった。音としては同じでも、当てはめる漢字が違えば印象はガラリと変わる。▼章間の追懐が意味深でドキドキ。
読了日:8月9日 著者:多崎礼
ミストボーン―霧の落とし子〈2〉赤き血の太陽 (ハヤカワ文庫FT)ミストボーン―霧の落とし子〈2〉赤き血の太陽 (ハヤカワ文庫FT)感想
貴族の世界に魅了されつつあったヴィンさんに少しやきもきさせられたが、ある一線で踏みとどまってくれた感があってよかった。そして、恋は盲目というけれど…?▼終盤、ケルシャーの心にさらなる炎が静かに激しく燃え上がるのが見てとれた。仲間とともに決意と結束を新たに。▼支配王の日誌からは何があったのかはよく掴みきれないが、この支配王になった男は人間くさい人物らしいことはわかる。その人物が治める世界がなぜ腐敗しきることになったのか…。▼このシリーズおよび終の帝国の脳内テーマ曲はブラームスの交響曲第3番。
読了日:8月21日 著者:ブランドンサンダースン
銀河英雄伝説 (6) (トクマノベルズ)銀河英雄伝説 (6) (トクマノベルズ)感想
同盟側の「恩を仇で返す」パターン、フレデリカではないがいよいよ「今に見ていてごらんなさい」と言いたくなるな。しかしヤンを奪還するも緊張感がほどけた「反乱兵グループ」の漫才めいた掛け合いに思わず笑みがこぼれる。▼オーベルシュタインとラングのコンビに啖呵を切ったミッターマイヤーとロイエンタールには胸がすく思いだった。が、ラングに目を付けられてしまったらしいロイエンタールの今後が非常に心配。▼ラインハルトがオーベルシュタインと決別するようなことがあったら、オーベルシュタインはどのように動くのだろう。
読了日:9月3日 著者:田中芳樹
幽霊人命救助隊幽霊人命救助隊感想
なんだか短絡的で茶番な感じが拭いきれず腑に落ちない部分はあったが、客観的に広く視野を持って心を柔軟に保つことの大切さを学んだな、個々による考え方の癖が生死をわけることもある。
読了日:9月7日 著者:高野和明
イラン人は面白すぎる! (光文社新書)イラン人は面白すぎる! (光文社新書)感想
流暢な日本語で所々笑っちゃうぐらいユーモアたっぷりに、地に足のついた市民視点からのイランという国そしてイラン人の素顔に触れられていて、とても読みやすく面白かった。しかしやはり刑罰の厳しさ・男尊女卑っぷり、それらが招いた悲劇には「うう〜…」と唸ってしまった。それを思うと、この日本という国はかなり自由を保証されているんだな。世界には知らないことだらけ。イランという国の陰と陽とをバランスよく教えてくれる良書だと思う。筆者の日本に関する知識も日本人以上ですごい!
読了日:9月8日 著者:エマミ・シュン・サラミ
どうにもならない五里霧中?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)どうにもならない五里霧中?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)感想
相変わらず安定の面白さ。トライデント焼きのくだりにおけるソースケの擬人化ならぬ擬犬化表現に萌え。今回初登場の椿くんは今後ラブコメ絡みの展開に期待。にやにやー。▼「たぶんじゃが――」の一言が巻き起こすソースケならではの壮大な勘違いに吹き出し、そんなドタバタからホロリとさせる話もありつつ。▼小学生同士の『聖地』争奪戦もそうだが、あとがきにおける修羅場→戦場置き換えも素晴らしい妄想力だなと。しかし規模の違いはあれど国交も個人的な人間関係も基礎は同じ。仲介する立場って難しいな。▼「ダーイ」大貫さんわろた。
読了日:9月9日 著者:賀東招二
ハイドラの告白 (メディアワークス文庫)ハイドラの告白 (メディアワークス文庫)感想
プシュケの後の彼方の様子が少しばかり描かれていて胸が痛くなった。あの事件は消せない、波紋はいつまでも消えない…。Aは何も望みさえしなければ愛する人とずっと共にいられるけれど、二人の彼方は何も望まなかったとしてもそうはいかない、そんな切ない対比を感じたりして。/→
読了日:9月12日 著者:柴村仁
エス 咬痕 (SHYノベルス 133)エス 咬痕 (SHYノベルス 133)感想
乱反射した光は像を結ばない――…。愛しているけどそれを伝えないという選択、ゆえに相手にも伝わらないまま終わってしまった永倉が不憫でやるせなくて…。真生も真生で、それでも離れたくないという愛が悲劇に繋がった感は否めなくて、なんだか皮肉。彼は立ち直ることができるのだろうか…。▼篠塚の言葉のひとつひとつに椎葉ではないが胸が熱くなった。これが「人を支える」ということだな…。
読了日:9月14日 著者:英田サキ
三国志(7)(吉川英治歴史時代文庫 39)三国志(7)(吉川英治歴史時代文庫 39)感想
蜀の関羽、張飛、玄徳・桃園の義兄弟が相次いで逝き、さらには魏の曹操も逝く。いやが上にも世代交代の波が押し寄せるのを感じざるを得ないが、どこか心許ないジュニアたちを見るに、熱気あるひとつの三国時代の終焉を感じる。▼孔明の南蛮討伐。孟獲が小学生クオリティだし奥さんの祝融さんカッケーし(笑)。獣を使役する軍もある意味新しいな。孔明、休む間もほどほどに今度は北へ。焦り的なものを感じる。▼ちなみに私はどうやら呉の人に惹かれがちらしいが、これはそうなるように描かれているためだろうか。周瑜、魯粛、孫堅、陸遜。
読了日:9月15日 著者:吉川英治
空の彼方〈2〉 (メディアワークス文庫)空の彼方〈2〉 (メディアワークス文庫)感想
「そう、生まれてしまったのだから仕方がない。変えられないなら、武器にするしかない」、今回のテーマにグッときた。自分に欠けているものを悔やんで甘んじるのではなく、持てる力を最大限に生かして、武器にして戦おう、そういうプラス思考。▼表紙や扉絵も前回に引き続き美しく、世界観にぴったりマッチしている。夜の誕生祭、私も見学してみたいものです(笑)。/→
読了日:9月19日 著者:菱田愛日
風の歌を聴け風の歌を聴け感想
私はこのシリーズをシリーズだと知らずに「羊を〜」から読み始めてしまったのだが、僕と鼠は大学1年からの付き合いらしく当時のヤンチャ具合が青春特有の若さと時代を感じさせる。そんな過去を基盤にした二人の友情がうらやましかったりして。▼著者の描くどこか退廃的で寂寥感ただよう灰色の世界、それでいてそこで展開される爽やかで洒落た生活。この大人びた世界観はやはり私の心を惹きつける。今回もまた素敵な言葉にたくさん出会えました。テンポもよくて、まさに一気読み。そしてDJの見せた素顔にときめく。/→
読了日:9月19日 著者:村上春樹
南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)南極点のピアピア動画 (ハヤカワ文庫JA)感想
ラストであの曲が脳内再生されると自然と鳥肌がたった。曲自体もいいし、この選曲をした あーやさんまじ天使。▼情報工学に関する部分は正直私にはまったく理解不能だったのだが、3作目あたりからはそこをスルーしても充分楽しめた。特にあーやさんが出てきてからは俄然胸熱だったな、これは専門知識がなくても想像できる形のファンタジック・ロマン。▼ネット上のコミュニティからリアルな動きへと波及していく‥、たしかにこの空気感はネット住民のノリだよなあ。▼作者もニコ厨でありPだったのは知らなかったな。あとがきも素敵だった。
読了日:9月21日 著者:野尻抱介
終わるデイ・バイ・デイ〈上〉―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)終わるデイ・バイ・デイ〈上〉―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)感想
散髪シーンはアニメでも原作でも大好きだ。そんな幸せのてっぺんからドン底への落差に、展開は知っていても読んでて泣きそうになった。任務解任命令が下ったときレイスに対して、あのソースケが冷静さを失いあんな強行手段に出たことに感動。命令(理性?)と感情との間で揺れることこそが人間らしさの萌芽といえるのかも。その上で決めるのは自分の意志であればこそ人間…。これはなにも彼に限ったことではなく。▼読み進めるうちに思い出したけど、これからソースケにとっても かなめにとってもつらい日々が続くよね…。
読了日:9月22日 著者:賀東招二
ブラジル蝶の謎 (講談社ノベルス)ブラジル蝶の謎 (講談社ノベルス)感想
祈りが込められた「蝶々がはばたく」が一番印象深かったかな。現在と当時の状況が重なりあうようで。そして無数の蝶々がはばたいていく未来への願いも。
読了日:9月23日 著者:有栖川有栖
終わるデイ・バイ・デイ〈下〉―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)終わるデイ・バイ・デイ〈下〉―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)感想
やはりかなめの痛々しいまでの孤軍奮闘っぷりには圧倒される。それと後半、宗介に対する叱咤激励もかなめにしか出来ないし、だけど素直になれないのが彼女らしくて微笑ましい。うん、やっぱり私はこの二人が大好きだ。吹っ切った宗介と<相棒>アルによる戦闘の爽快感。▼私もアニメから入ったクチなので次巻からは未知の領域。戦う理由を自分の意志で決めて一皮むけた宗介の良さを見せつけてくれることだろう。誰しも絶望の地獄から復活した者は強い!▼レナードも絡み始めて今後もいろんな意味でかき回してくれそう。レイスについても気になる。
読了日:9月24日 著者:賀東招二
ころころろころころろ感想
一太郎のピンチに心配して行動する兄やたちのピンチに持ち前の素直さを以て心配して行動する一太郎に改めて胸キュンな兄やズ(特に仁吉?)、という相変わらずアツアツッな構図(笑)。仁吉と佐助がそれぞれ主役となって奮闘する話が見所か。思いもよらず面倒事に巻き込まれ振り回されつつも手を貸してやる仁吉の珍しいてんやわんや。ところで佐助の思いがけない普通の旦那っぷり、そしてこんな風に人に優しいところがあることにときめく。
読了日:9月25日 著者:畠中恵
伯爵と妖精 涙の秘密をおしえて (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫)伯爵と妖精 涙の秘密をおしえて (伯爵と妖精シリーズ) (コバルト文庫)感想
アーミンとケルピーの組み合わせは意外といい感じに思えるのだが、今後少なくとも手は組みそう?ラストでアーミンはユリシスに油断させるべくスパイ的な感じでケルピーを送り込もうとするし。こうなってくると今後リディアの「ケルピー、なぜ裏切ったの!」な展開が予想される…(笑)?なんにせよ、アーミンの謎は深まるばかり。自分が泥をかぶってでもエドガーのために尽くそうと…?▼あとエドガーはベタにタイミング悪すぎな(笑)、なぜあの状況でアーミンの名を呼ぶことになったのか、真相は気になるところだけど…。
読了日:9月27日 著者:谷瑞恵
任侠学園 (中公文庫)任侠学園 (中公文庫)感想
モンスターペアレント、姿ばかりは立派な大人であっても恥を知らなければ大人の皮をかぶったワガママな子供でしかない。そうならないためにも子供のうちに最低限の善悪の基準を身に付けさせるのが躾。「悪いことをしたら叱る。だがそれだけではだめだ。いいことをしたらほめてやる。それが大切なのだ」。▼日村の本気に触れてなついてくる生徒および教員たちがかわいくて、感謝されて戸惑う日村もまたかわいい。▼まさに水戸黄門的ないい意味での大いなるマンネリ。最終的には丸く収まるはずだとわかっているので安心して読めるシリーズ(笑)。
読了日:9月29日 著者:今野敏
あてにならない六法全書?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)あてにならない六法全書?―フルメタル・パニック! (富士見ファンタジア文庫)感想
なるほど、今回のテーマは「誤解」か、たしかにな。▼「受難編」カリーニンさんが宗介の父親ポジションなら、テッサの父親ポジションはマデューカスさんなんだなぁ、うんうんいいね。▼ところで椿くんが漫画的お約束なやられ役なのはわかるんだけど、彼の不憫さはなんだか笑えないタイプの不憫さだと私は思うんだな…(笑)、起死回生とかはあるんだろうか。▼巻末の設定資料は理解が及びませんでしたが好きな人には堪らなそうな感じ。
読了日:10月1日 著者:賀東招二
水のかたち 上水のかたち 上感想
物を通して連なっていく縁の連鎖の物語。▼宮本輝さん初読み。ちょっと合わなさげですが完走はします。ストーリーは全然違うのにそこはかとない渡鬼臭があるのは作家の年齢のなせるわざなんだろうか。やけに詳しい糖尿病の知識が世代を感じさせるなあ、切実な感じがする。糖尿病やぎっくり腰その他諸々出てくる要素が世代の象徴的。▼早苗が携帯を「左の人差し指と薬指と中指で文字を打った」には疑問符。あとお姉様方‥アイスクリーム完食せずに捨てちゃったという理解でおk…?それも年齢的な象徴なのか…。
読了日:10月5日 著者:宮本輝
人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉人生を最高に楽しむために20代で使ってはいけない100の言葉感想
当たり前のようでいて納得させられる訓示の数々、大切な心構え。的確な喝をいれていただいた感。抽象的な言葉や言い訳に逃げず、責任ある具体性をもつことを恐れずに自分の人生を生きることで、周囲から応援されやすい人になろう。
読了日:10月8日 著者:千田琢哉
水のかたち 下水のかたち 下感想
38度線越えのくだりはやけにリアルでハードな話が挿入されたものだなと思っていたら、やはり実話をベースにしたものだったらしい。私の知らなかった歴史的事実の断片を知ることができた。この話だけで一作としてもよかったのでは。▼そして周囲の人々は志乃子さんを褒めすぎなのではないかと。主人公至上主義に似た腑に落ちない違和感を覚えた。幸福の連鎖というテーマなのはわかるのだが、ここまで連勝続きだとたしかに鼻白む心持ちにはなってくるな。▼作者ぐらいの年齢の人は飲食店経営に憧れがあるものなんだろうか。
読了日:10月9日 著者:宮本輝
1973年のピンボール1973年のピンボール感想
自己ベスト記録を出したときにピンボール台との記念写真を撮らせる鼠がかわいい。そのあとプロの技を見せつけられて誇りを粉砕される鼠かわいい。本人の知らぬところで「僕」にも越えられてるし(笑)▼冷凍倉庫のなかにピンボールマシンが整然と並んでいる光景というのはなかなかに気味の悪いものだろうな。古い夢の墓場。今回のベストオブ終末感。ものに宿った時間の断片は古い光のように心の中をさまよい続ける。そんな過去との決別。青春の幕引き。綺麗な思い出は思い出のままで。/→
読了日:10月10日 著者:村上春樹
陰陽師―飛天ノ巻 (文春文庫)陰陽師―飛天ノ巻 (文春文庫)感想
著者の博雅愛がすごくて微笑ましい(笑)。本を通じてそんな可愛い著者自身も好きになる。▼本当に好い漢の博雅が可愛くて私も好きだし、もちろん晴明さまも大好きなんだよね(笑)!可愛いからこそ からかいたくもなる。じゃれあうこの二人の関係がどうしようもなく愛しい。▼晴明さまは博雅をいったい何度口説いてるのかな(笑)と思ってしまう、見てるこっちはそのたびにキュンキュンします、よい萌え補充。きっと晴明さまは博雅が遊びにくるのを心待にしているのだろうな、博雅との酒を理由に依頼を断るとか(笑)、さすがの安定でございます。
読了日:10月13日 著者:夢枕獏
ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上2ニンジャスレイヤー ネオサイタマ炎上2感想
アイエエエ……、ヤバイ、タナカ=サンの話は実際スゴイ感動した、ツボ。タナカ=サン、ニヒルでハードボイルドめいており実際カッコイイ、実際惚れた。ヤモト=サンもケナゲで切ないな。ベタかもしれないけどそれが良い、遥かに良い。ショッギョムッジョ!▼そして私はこのシリーズを読むと必ず忍殺語にヤミツキになる、ナムアミダブツ!
読了日:10月18日 著者:ブラッドレー・ボンド,フィリップ・N・モーゼズ
天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)天冥の標 3 アウレーリア一統 (ハヤカワ文庫 JA)感想
長くこの世界に浸っていたくて敢えて時間をかけて読了。萌えと燃えとの絶妙なバランス。ここにきて1巻と2巻の要素が絡み合い始め、しっかり3巻へ繋がっている。なんともスケールの大きな、とてつもない物語だなあ!わくわくが止まらない!▼酸素いらず、救世群、医師団、海賊、保険会社、と未来における集団のそれぞれの特性や気質、関係性が如実に示された感。そして人類の思いもよらぬ水面下で巻き起こっているらしいダダーとミスチフの戦いの様子もうっすらとうかがえたような。ミスチフ‥ジョプ‥そう言われれば聞き覚えのあるキーワード。
読了日:10月18日 著者:小川一水
不良少年と彼女の関係 (メディアワークス文庫)不良少年と彼女の関係 (メディアワークス文庫)感想
不良×お嬢様の王道は好きなので興味を引かれて。拳児はいいやつだと思うのだけど沸き立つような萌えは特になく、なんというか設定から想像される通りのベタな要素は取り入れられていたのだが、なんか萌えなかったのはなぜだろう…。王道も使いよう?▼あとたしかに表紙の朱乃にはなぜ赤を着せなかったのか…?笑
読了日:10月22日 著者:蝉川タカマル
燦〈1〉風の刃 (文春文庫)燦〈1〉風の刃 (文春文庫)感想
序章。たしかに少年二人(今回は三人か)が軸になるシチュエーションはあさのさんの十八番ですよね、まさに江戸時代であさのさんという感じ。皆これから江戸へ向かうようだが行く先ではどんな展開が待ち受けているのか。私としては伊月には圭寿への主従愛を貫いてほしいところだが、燦とのあいだで揺れたりすることになるのかな。
読了日:10月22日 著者:あさのあつこ
RPF レッドドラゴン 2 第二夜 竜の爪痕 (星海社FICTIONS)RPF レッドドラゴン 2 第二夜 竜の爪痕 (星海社FICTIONS)感想
婁さんは以前から飛び抜けていましたが今回スアローさんの本気も半端ないことが判明。ていうか岩巨人戦でのダイスが運命的すぎて(笑)。▼ふたりのイブキの謎。ようやく覚悟を決めそれを示すように凛々しい言葉遣いに切り替わった忌ブキ。礼をとるエィハ。▼婁さんの媛への恋慕、執着心がかたちをとった展開に狂気を感じていい味出してるな。剣が絡むと感情が揺れる。よくも悪くもスアローさんとは対極的。▼スアローさんが普段見せない裏の顔の底知れない気配だけ感じる。夫婦漫才めいていて実のところドライそうなメリルとの関係も気になる。
読了日:10月22日 著者:三田誠,虚淵玄,奈須きのこ,紅玉いづき,しまどりる,成田良悟
セイジャの式日 (メディアワークス文庫)セイジャの式日 (メディアワークス文庫)感想
ふああああ!!!さ、最後の!最後の2行でぶわああと鳥肌がたちました、間違いなくあの人の言葉に!そしてその「彼女」も見たであろう由良彼方の笑顔に!何度ページをなぞっても鳥肌!余韻がすごいです。きっと彼女も微笑んでいることでしょう。この3部作を読み始めたのならこの最後のためにも最後まで完走していただきたい!!由良、ようやく笑顔が見れたね…!ありがとう。
読了日:10月25日 著者:柴村仁
欠落欠落感想
数年ぶりに読む同期シリーズで記憶が曖昧ではあったのだが、前作ではかなり謎めいた存在だと感じたはずの蘇我が今回はわりとあっさり出番が多くて意外だった。▼途中まではつかみどころがなさすぎて捜査員たちと同じくモヤモヤしていたけど真相が明らかになって以降のスパイものめいた急展開は緊迫感があって引き込まれた。山田さん狙撃されるのかと思って焦った(笑)▼そうだなー他の方の感想にもあったけど、たしかに蘇我を主人公にしたスピンオフは読んでみたいな、がっつりスパイものな感じで!
読了日:10月29日 著者:今野敏
思い出のとき修理します (集英社文庫)思い出のとき修理します (集英社文庫)感想
それぞれが抱える過去に関するわだかまりが、いろんな形をもってほぐれていくときの温かさ。思い出のときが修復されたとき、淀みない時は再び動き出す。
読了日:10月31日 著者:谷瑞恵
本のせかいへ (シリーズわくわく図書館)本のせかいへ (シリーズわくわく図書館)感想
読書の醍醐味がつまった一冊。本の世界への誘い。まさに私はこういうことのために本を読むんだ。
読了日:11月3日 著者:笠原良郎
ダース・ヴェイダーとルーク(4才)ダース・ヴェイダーとルーク(4才)感想
この親子ぐうかわ(「ぐうの音も出ない程かわいい」の略)やな。子供らしさ全開のルーク(4才)もさることながら、育児に奔走するお父さんことダース・ヴェイダー卿がパパ萌えの塊と化していてつらい(ほど萌える)。それでいて安定の卿口調だからそのギャップに吹く。いやあ心和むいい絵本に出会えました、読メのどなたかありがとうございます。/→
読了日:11月3日 著者:ジェフリー・ブラウン
探偵・日暮旅人の宝物 (メディアワークス文庫)探偵・日暮旅人の宝物 (メディアワークス文庫)感想
ちょ、最後(笑)!誰だよ、とりあえずやばい、だいぶやばいよ陽子先生(と旅人)超逃げて(笑)!!このシリーズ名物・「穏やかな日常に誰知らず隣接する底知れぬ歪んだ狂気」展開のフラグがすごい。雪路と珠理さんの件って読者以上の情報じゃないか?既出だっけ??旅人もコワイけど、当然のように「知りすぎている」コイツもだいぶコワイ!!/→
読了日:11月5日 著者:山口幸三郎
ファイ・ブレイン THE NOVELファイ・ブレイン THE NOVEL感想
大切な誰か一人に対する徹底した執心がファイブレの醍醐味でもあるよね!もちろんそれはそれでかけがえのないことだと思うし萌えるけれどもその狭い世界の壁を乗り越えて新しい友達をつくるという、すなわち世界を広げることができたのはルークの素晴らしい成長なんだろうな!アニメ2期へ向けての重要な成長のあゆみ。▼ビショップ先生とルーク君(笑)、、そのくせ人目につかないところでは通常運転なビショップのルークに対する過保護っぷりワロタ。その反面この二人の間にある信頼関係が惜しみ無く発揮される場面も多々あって素敵。よい。
読了日:11月5日 著者:小林英造,矢立肇(原作)
オレたちバブル入行組オレたちバブル入行組感想
渦巻く見えすいた悪意にアテられてなかなか読み進められなかったな、豆腐メンタルと呼ばれようがこれはどうも苦手なジャンルかもしれず結構疲れた。こういうシガラミがはびこるような環境には少なくとも自ら望んでは身を置きたくないな。専門的な話は難しいし。▼半沢側の反撃が始まってきたら読む速度も多少上がりはしたが、そこまでがやはりなんだか億劫だった。もちろん「敵」が悪質であればあるほどひっくり返したときの爽快感が大きいことはわかるのだけど、反撃は反撃で見ていると心苦しい気持ちにならざるを得ないし。
読了日:11月18日 著者:池井戸潤
グルア監獄 - 蒼穹に響く銃声と終焉の月 (C・NOVELSファンタジア)グルア監獄 - 蒼穹に響く銃声と終焉の月 (C・NOVELSファンタジア)感想
九条菜月さん初読み。グルア監獄のメンツを紹介しつつ、この場所で模擬訓練が繰り広げられるという序章めいた巻でした。正直私好みのキャラは特には。。あとアクションなどの描写がいまひとつ想像しづらい部分もあったな。
読了日:11月28日 著者:九条菜月
金曜のバカ金曜のバカ感想
いいなー、どれも毛色が違ったいい青春だなー。気になるあの子と仲良くなりたいけど、だからこそ嫌われたくないがための葛藤による空回りだとか(『僕の愉しみ 彼女のたしなみ』)、頭のなかでああかなこうかなと妄想を膨らませてはぐるぐると、だけど一生懸命に考える。そんな多感な時期である思春期特有の思考の奔流が微笑ましくて頬が緩むな、うふふ。かわいい。この空気感、好きです。/→
読了日:12月9日 著者:越谷オサム
銀河英雄伝説 (7) (Tokuma novels)銀河英雄伝説 (7) (Tokuma novels)感想
イゼルローン要塞の再奪取は本当に魔術的で脱帽。なおかつ真面目におちゃめなところもありつつヤンらしい。そういえば帝国軍に要塞を奪取されたときに何か仕込んだ描写があったような気がするが、こんな長期的なスパンでの布石を打っていたとは……。要塞を奪われはしたものの、来るべき日のために根本はしっかりと握っていたわけですね!何事においてもその根本となるものはなんなのかという見極めが大事なんだな。見事。/→
読了日:12月19日 著者:田中芳樹

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